こんにちは????視能訓練士の西原です。
今回は患者さんからご質問を頂いたことのある、屈折異常についてのお話です。
屈折異常とは網膜にピントが合わないことを言い、大きく分けて近視・遠視・乱視の3つがあります。
その単語を聞くとピンとくる方も多いのではないでしょうか?
ご存じの方も多い近視は、目に入った光が網膜前に像を結ぶため、遠方が見づらく近方のある位置でピントが合う状態、
遠視は網膜後方に像を結ぶため遠方も近方もピントが合いづらい状態、
乱視はどこにも鮮明な像を結ばない状態で眼鏡やコンタクトで矯正できるものとそうでないものとがあります。

人は皆、多かれ少なかれこのいずれかの屈折異常を持っているため、異常=正常ではない!と慌てる必要はあまりありません。日常生活でお困りであれば眼鏡やコンタクトを使用して頂くと良いでしょう????
しかし、検診で屈折異常と指摘され、眼科で視力検査を受けたことが無いお子様の場合は、弱視等の可能性はないか、念のため一度受診して頂くことをお勧めいたします。

さて、年明けからコロナ感染者数が再び急増していますね????
なかなかコロナの終わりは見えず、皆さんストレスの多い日々を過ごしていらっしゃることと思います。
そのような中、年末年始の休診明けから患者さんも多く、お待たせする日が続いております。
当院では引き続き感染対策をしっかり行いながら、皆様の院内での待ち時間を出来る限り短くできるよう努めて参ります。