最新の日本認可多焦点レンズ(連続焦点:2焦点+焦点深度拡張型)『TECNIS Synergy』のご案内

 

2021年4月から、新しく日本で認可された連続焦点(2焦点+焦点深度拡張)ハイブリッド型多焦点眼内レンズAMO社製『TECNIS Synergy(テクニス・シナジー)』が白内障手術で使用できるようになりました。

 

TECNIS SYMFONYとTECNIS Multifocal +3.25Dを組み合わせた、2焦点(遠近)+焦点深度拡張(遠方から中間)を併せ持つハイブリッド型の多焦点眼内レンズです。近方の焦点距離が約35cmと、これまでの3焦点眼内レンズよりも近方を重視し、焦点拡張型に回折型を組み合わせているため、遠方から中間距離までを連続的に見ることが可能であると同時に、コントラスト感度の低下が少なく、従来の回折型多焦点眼内レンズよりグレア・ハローを軽減できます。良好なコントラストを保ったまま良好な近方視機能を獲得することが可能になりました。

 

日本で認可された2つ目の「あらゆる距離が見えるように設計された」多焦点眼内レンズとなります。これまでの3焦点型多焦点眼内レンズ:Alcon社製『PanOptix(パンオプティクス)』に加え、皆様の選択肢が広がることとなります。

 

【特徴】

①遠方から近方まで連続的で広い明視域(35cmと最も近方に強い)

②昼夜を問わず高い視機能

③乱視矯正も可能

 

 

【費用】選定療養(=保険診療費+差額レンズ費用20万円)

片目:1割負担:約31万5千円、3割負担:約34万5千円 (乱視用は+3万円)

 

 

【レンズ仕様】

TECNIS SYMFONYとTECNIS Multifocal +3.25Dを組み合わせた、2焦点(遠近)+焦点深度拡張(遠方から中間)を併せ持つハイブリッド型の多焦点眼内レンズ。瞳孔径に依存しない光学部設計により、夜間でも高い視機能を維持する。

 

 

【Defocus Curve(焦点深度曲線)】

実際の焦点深度曲線から、遠方から35cm程度の近方まで高い視機能を有することが示されている。

 

 

白内障および白内障手術については、当院ホームページの各項目や、『院長ブログ』に『よくあるご質問』としてまとめさせていただいております。また『福岡白内障専門サイト』に動画を交えてご案内もさせていただいております。個別のご相談がございましたら、ホームページの『お問い合わせ』からメールを頂けましたら、数日以内に回答させていただきます。ご来院・受診していただけますと、目の状態も含め、直接お話させていただきたいと思います。

 

 

※『白内障手術についてよくあるご質問』: 

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