白内障手術について皆様からよくいただくご質問に

『目に病気があると、多焦点レンズは入れられませんか?』

があります。

 

『一般的に、緑内障や他の眼底の病気など、白内障以外に目に病気があると多焦点レンズは適応になりません。多焦点レンズは光を振り分けて見ることになるため、健康な目でなければその良さが享受できないと考えられているからです。ただ比較的中心視機能が良好で、軽い病状の場合、多焦点レンズが入れられる場合があると考えます。とお答えしています。

 

 

多焦点レンズ『眼鏡を使わない生活』を目指した非常に良いレンズです。遠くから近くの方まで眼鏡を使わずにある程度良く見えます。ただ、レンズの特性上、光を振り分けて各距離を見ることになります。例えばすべての光のうち、遠く用に40%、中間に30%、近くに30%という感じです。ですので、ある距離の画像は全体の半分以下の光の量でみることになりますので、健康な目であればそれほど光の量の減少を感じませんが、病気などで目の力が弱っている方は、その光の量だと見えにくいと感じる可能性があるのです。(夕方以降薄暗くなると、目の弱い方は見えにくくて困るイメージです。)

 

上記のことから、原則的には『緑内障や他の眼底疾患など、白内障以外の病気がある方は多焦点レンズは適応にならない』とされています。

 

ただし、緑内障でも非常に軽症で安定しており、中心付近の感度低下が無い方や、他の病気でも中心付近の見え方が良い方で安定されてる方は、ある程度多焦点レンズのメリットを享受出来る可能性は高いと考えて、多焦点レンズが適応となる可能性はあるかと考えています。

 

もちろん、皆様お一人お一人で病状が異なりますので、一概には言えず、皆様の目の状態をしっかり確認した上で、多焦点レンズが適応となるかどうかを決めていく必要があると考えています。

 

 

白内障および白内障手術については、当院ホームページの各項目や、『院長ブログ』に『よくあるご質問』としてまとめさせていただいております。また『福岡白内障専門サイト』に動画を交えてご案内もさせていただいております。個別のご相談がございましたら、ホームページの『お問い合わせ』からメールを頂けましたら、数日以内に回答させていただきます。ご来院・受診していただけますと、目の状態も含め、直接お話させていただきたいと思います。

 

 

※『白内障手術についてよくあるご質問』: 

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