白内障手術について皆様からよくいただくご質問に
『白内障は何が原因ですか?』
があります。
『白内障の原因のほとんどは、「加齢」です。その他、アトピー性皮膚炎や糖尿病、ぶどう膜炎など目の病気、外傷の既往、ステロイド、などがあります。』とお答えしています。
白内障はほぼ誰でもなる病気で、目の中の透明なレンズ(水晶体)が濁るものです。濁る原因としては、圧倒的に『加齢』で、個人差はありますが、40代から少しずつ濁り始めます。ある意味、『白髪』と同じようなイメージです。
その他、比較的若い年齢で白内障になる場合には、
○アトピー性皮膚炎
○糖尿病
○ぶどう膜炎など目の病気
○薬剤(ステロイド)の長期使用:内服や目の周りの軟膏、点眼など
○外傷(目の打撲など)
○高度近視
○紫外線
などが関係している可能性があります。
いずれにしても、白内障は誰もがなる病気で、また手術によりほぼ治療が可能ですので、それほど心配される必要はありません。ただし、若い水晶体は調節力が旺盛で、遠くから近くまで100%の鮮明度で見ることができますが、手術をするとすべての距離を100%で見ることはできなくなります。ですので、お若い方は目を打ったり、ステロイドの長期使用は避けた方が目のためには良いかもしれません。
なお、生まれつき白内障である『先天白内障』もありますが、これは程度により『弱視』になる可能性がありますので、早期の手術が必要となる可能性があります。
白内障および白内障手術については、当院ホームページの各項目や、『院長ブログ』に『よくあるご質問』としてまとめさせていただいております。また『福岡白内障専門サイト』に動画を交えてご案内もさせていただいております。個別のご相談がございましたら、ホームページの『お問い合わせ』からメールを頂けましたら、数日以内に回答させていただきます。ご来院・受診していただけますと、目の状態も含め、直接お話させていただきたいと思います。
※『白内障手術についてよくあるご質問』:
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