白内障手術について皆様からよくいただくご質問に
『白内障手術をした後に、再発することはありますか?また白内障になることはありますか?』
があります。
『白内障が再発することはありません。ただ、「後発白内障」という目の中の別の濁りが生じて、白内障のように見えにくくなってくることはあり得ます。』とお答えしています。
白内障は目の中の水晶体(レンズ)が濁る病気です。白内障手術は、濁ったレンズを新しいキレイな人工のレンズに入れ替える、部品交換のような手術になります。
この時、レンズのすべてを入れ替えるのではなく、レンズの外側の嚢(透明な袋)は残して、中の濁りを除去して、新しいレンズをその嚢(袋)の中に入れます。つまり袋の中身の交換のようなイメージです。
この外側の嚢(袋)は本来透明なのですが、術後時間が経過すると、少しずつ「かさぶた」が出来るように濁ってくることがあります。これを『後発白内障』といい、見え方が少しずつ霞んだり、眩しさを感じたりします。細胞が増えてかさぶたが生じるので、特にお若い方ほどこの『後発白内障』は起こりやすいです。
決して悪い病状ではありませんが、その状態でお困りになってこられたら、日帰りでの簡単な処置(手術)により改善することが可能です。
白内障および白内障手術については、当院ホームページの各項目や、『院長ブログ』に『よくあるご質問』としてまとめさせていただいております。また『福岡白内障専門サイト』に動画を交えてご案内もさせていただいております。個別のご相談がございましたら、ホームページの『お問い合わせ』からメールを頂けましたら、1週間以内に回答させていただきます。ご来院・受診していただけますと、目の状態も含め、直接お話させていただきたいと思います。
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